2018年7月30日に、観光事業者様を対象とした「わかやま水辺観光モニターツアー」を実施しました。テーマは最もオーソドックスで知名度の高い徳川家に焦点を置いた「徳川水辺の足跡を追う」とし、ツアー名を「水辺から徳川家ゆかりのスポットをめぐる」としました。
徳川家の持つ歴史と水辺(船移動)が結びついたきっかけは、和歌山市内にある多くの観光スポットは船でつなぐことができるとわかったからです。和歌山市の市街地の観光スポットを船で周遊することで、川・海の楽しみも加わり、より観光客の皆さんに楽しんでいただけるようになるのではないかと考えました。
そこで、旅行会社や鉄道事業者など観光事業者様を対象にしたモニターツアーを実施。旅程の検証を行うとともに、終了後に実施した参加者アンケートを元に、今後企画の改善や工夫を行います。
当日は午後1時に和歌山市駅近くの伝法橋を船で出発し、観光スポットを船と徒歩、観光タクシーの組み合わせで回る旅程で実施しました。
以下では、そのモニターツアーの様子をレポート致します!
一般の参加者さんを募ることはできませんでしたが、実際のツアーとしてこの内容が実現したときには、ぜひご興味を持っていただけたらと思います。
和歌山市の観光ポテンシャルを探り、もっと和歌山市に魅力を感じてもらうにはどうしたらよいのか検証を続けるのは大切なことだと思っています。今後もさまざまな企画を検討し、実施へ向けて考えていきます。
※和歌山市の平成30年「水辺の空間を活かしたまちづくり手法検討・調査業務」の一環で実施しました。
<当日の様子>
13時に集合して説明を受け、伝法橋を出発!
いいお天気に恵まれました。


京橋駐車場で一旦下船し、和歌山城を見学。
歩きながら、徳川家のこと、昔の町並みのことなどをガイドしてもらいます。

そしてまた船に乗り込み、養翠園へ移動します。
水の上から見る和歌山市の町並みは、普段見られる風景とは全く雰囲気が違い、格段にきれいです。車に乗っていてはなかなか見られないものもたくさん目に入ってきます。

船の上でも和歌山市の歴史や観光スポットについてレクチャーを受けます。

目的地近くの桟橋で船を降り、養翠園へは徒歩移動です。
養翠園は紀州徳川家によって造営された庭園です。文化財として国に指定されています。

タクシーで紀州東照宮などのスポットも巡りました。
「徳川」というテーマに絞っていますが、たくさんの見どころがあります。
紀州東照宮は徳川頼宣によって創建され、徳川家ゆかりの神社として知られています。本殿等は国の重要文化財にも指定されています。

観光スポットを回っていると日が暮れてきて、帰り際には夕日に。
船から見る夕日は最高の体験です。

夜には船の上でお弁当を食べたり、ライトアップを楽しんだり。
お昼とは全く違うまちの顔が見られました。

船で移動しながら和歌山市内の観光スポットをガイドさん付きで巡るツアーは、これまでにない体験をしてもらえるものになると実感しました。
水辺から見上げるまちは、ガイドブックやホームページで見る風景と全く違うため、新鮮な記憶となります。忘れられない思い出となるのではと思いました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました!
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【当日の行程】



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